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    新着情報   2016.1.29   ひまわり8号気象衛星講座 新刊本のご案内

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          「ひまわり8号気象衛星講座」東京堂出版 2016年2月22日発売


      「ひまわり8号気象衛星講座」は、私が気象衛星センター解析課で仕事をした4年間で、衛星雲画像を毎日動画で見ることで知り得た予報の知識の総集編です。
      当時、暗闇にした現業室の中で、衛星雲画像の動画ループを1年間分まとめて見ていたことを思い出します。その時は、あたかも宇宙ステーションから地球を見続けている宇宙気象台の予報官のごとく地球を見守っていた気がします。
      長い間こんな時間を過ごしたあとに、室内から出たときは、地球に帰還した宇宙飛行士の気分といっしょに、船酔いを感じたものでした。(当時の、ループ画像は衛星の揺れが影響していたことから、「船酔い」ならぬ「宇宙酔い」を起こしたものです。)
      4年が過ぎ、予報課の予報官となりましたが、おかげで予報の作業をする際には、資料を見ながら天気の予想を思い描くとその衛星雲画像がまぶたに浮かんできたものです。
      本文中には、予想衛星雲画像が現実のものとなっていることも紹介されています。未来が見える時代の到来です。そのうえ夜間の可視画像も見られるようになっています。まだ配信されるようにはなっていませんが、その夢もそんなに長く待つことはないでしょう。
      この本は、私の気象庁生活45年の経験をもとに、衛星雲画像の解析をして予報に役立てることがどれだけ大事なことなのかを伝えるため、現在気象庁のメンバーとして、ひまわり8号の最新知識を世界に向けて広めるため、最先端で活躍中の西村修司氏(現在、気象庁予報課予報官)、田中武夫氏(元衛星センター解析課長・元天気相談所長)、気象研究所衛星観測システム研究部主任研究官(現在、台風研究部室長)の岡本幸三氏とともに書き上げた全員の思いを込めた一冊となっています

       ””2015年7月7日にひまわり8号が運用開始しました。その時の赤外画像はこれでした。””


      本の紹介                         はじめに


         ___世界に先駆けた「次世代型」の可視赤外放射計(観測センサー)___
      気象衛星「ひまわり8号」の時代が到来した。
      ひまわり8号は、これまでの日本の気象衛星だけでなく、現在世界の各気象機関が運用している全ての静止気象衛星と比べても格段に優れた世界最先端の「次世代型」の可視赤外放射計(観測センサー) AHI(Advanced Himawari Imager)を搭載し、2015年7月7日本運用開始以後、かつてない豊富な雲画像の情報を提供し続けている。観測された様々なデータは雲画像として利用されるほか、コンピューター処理により上空の風向風速や温度など多くの物理量が計算され、数値予報にも使われている。
      ひまわり8号の可視赤外放射計(AHI)では、可視域3バンド、近赤外域3バンド、赤外域10バンドの計16バンドで観測するセンサーを搭載しており、これまでのひまわり7号の可視域1バンド、赤外域4バンドの計5バンドから大きくバンド数が増強され画種が増えた。この結果、これまでの衛星画像からは見わけられなかった現象でさえも、鮮明に見ることができるようになり、ひまわり7号までの気象衛星画像からの情報とは異なる新たな情報が得られることになった。
      特に可視域を3バンドに分割し、それぞれをR(Red:赤)、G(Green:緑)、B(Bule:青)の波長帯に割り当て合成したカラー画像の観測が可能となった。
      2014年10月7日に打ち上げられた「ひまわり8号」が、同年12月18日午前11時40分(日本時間)に撮影した初の可視画像 は、地球をそのままのカラーで表現されていた。しかし、その高画質の綺麗さに感動を覚えたのは、ほんの手始めに過ぎなかった。日々の観測が続く中、運用開始前の試験段階から新たな知見が次々に明確となっていった。
      特に水蒸気画像のバンドを3つに分割したことにより、上層・中層・下層の異なる高さの水蒸気の分布を推定でき、その利用の仕方も大幅に変わることとなった。
      さらにひまわり8号から観測を始めた近赤外画像と赤外画像等の組み合わせにより、水雲と氷雲の違いやその変化の様子や、雲以外の黄砂や火山の噴煙が鮮明に見ることができるようになり、衛星画像の解析技術は飛躍的に改善された。
      また全球画像を10分毎に観測し(ひまわり7号では30分毎)、その10分の間に日本付近や台風の周辺は2.5分間隔、更に特定の領域(500km×1000km)は 30秒毎に観測するなど、観測間隔が飛躍的に向上した。
      このため、台風の詳細構造の把握や、急成長する積乱雲の雲頂高度を赤外輝度温度の急降下として捉え、レーダーエコー強度が最大となる対流雲最盛期より30~40分程度先行して検出する技術も研究されている。
      すでにレーダーの観測網を使った30分解析雨量や、高解像度降水ナウキャスト、竜巻発生確度ナウキャストなど、局地的な集中豪雨の予想や竜巻などの突風を予測する技術の改善が行われてはいるが、2.5分観測から作られる新たなデータ解析の手法により、雷・突風・降水予測など竜巻が発生するような大きな積乱雲ができるかどうかを総合判定し、より早く局地的な集中豪雨や竜巻などの突風が起きる地域を見分けることができるようになるものと期待されている。
      この本は、従前の気象画像の解析手法と「ひまわり8号」の新しい画像から得られる情報を的確に利用することを目的とし、気象衛星画像の基礎知識をわかりやすくまとめ、これまでの「ひまわり7号」までに得られた雲画像の解析技術と「ひまわり8号」の衛星画像の効果的な利用を目的に、特に動画を見ながら学習できるように作成した。
      防災機関などが求める実況の把握に、また、気象災害を防ぐために、衛星雲画像の気象学的な知識が役立つことができるものと確信している。
      雲画像の解析による気象学的な知識を得るためには、低気圧や台風を空の上から見たとき、雲の形状はどうなっているのか、温暖前線や寒冷前線はどういった見え方をしているかなど知ることが大事である。
      この本では、SATAID(サトエイド)と呼ばれる、パソコンを使用して衛星画像を解説するソフトウェアを利用し、パソコンで動画画像を見ながら、数値予報資料などを重ねて、立体的な断面構造がわかるようDVDにわかりやすい解説を作成したので、気象衛星画像から学ぶ気象の知識を、防災の現場で、また予報の現場で活用してもらえることを願っている。

                                                                                        2016年1月
                                                                                         伊東譲司


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